こんにちは、新橋汐留整骨院の中島です。
朝晩は寒い日が増えてきましたね。
昼夜の温度差で体調を崩す方も多いのですが、このような時期は交通事故のケガで、長くお悩みの方も多いと思います。
普段、運動や日常生活で腰や首を痛めてもそんなに長いこと痛くはないのに...と。
そこで今回は交通事故で起こる外傷とスポーツ中の捻挫や肉離れなどの一般外傷の違いをお話しします。
スポーツ中のケガは、加わる外力が比較的自分の筋力の範囲内のもので起き、また目から入ってくる視覚を通してケガをする瞬間に身体が本能的に身構えることができるため、身体に与えるダメージは比較的軽く済むことが多いです。
それに対して、交通事故で起きるケガの多くは突然起きる、いわゆる「不意打ち」によって起こります。
そのため身構えることが出来ず、また車の衝突は莫大且つ複雑な外力を加えるため、身体に与えるダメージが予想以上に大きくなるのです。
そのため交通事故の外傷では急性期(熱感や圧痛などがある期間)が長引くことが多く治療期間が長くなります。そして「治療してもなかなか良くならない」と諦めてしまう患者さんも少なくありません。
症状が、ケガの状態だけでなく、気候の影響なども多く受けやすいため不安定である事も多く、私たち治療家業界でも「良くなってからも1年程は何があってもおかしくない」とも言われています。
ですので後遺症を最小限に抑えるためにも少し長い期間を要してしまいますが、なるべく定期的に通院して治療することが大事になってきます。
現在、「どうせ変わらないから...」と治療をお休みしてしまっている方や、他の病院・整骨院に通われているが、あまり改善がみられない方、気になることがございましたら、当グループの各院に一度ご相談ください。
はじめまして。
大森駅前整骨院の柔道整復師をしております。佐々木です。
朝晩ずいぶんと寒くなってきましたね。
そろそろインフルエンザの流行る時期ですので皆様お体にお気をつけください。
今回、ご紹介するのは『ベネット骨折』です。
ベネット骨折と聞いてもピンと来る方は専門家ぐらいですが、交通事故では症例の多い骨折です。
正式名称は
「第1指中手骨基底部掌尺側(だい1しちゅうしゅこつきていぶしょうしゃくそく)の脱臼骨折」といい、
長い名前ですが具体的にいうと、
交通事故で自転車、バイク、乗用車のハンドルを握ったまま衝突または転倒した際に、
握りこんだままの親指の付け根を打ちつけて親指の付け根を脱臼と骨折を同時に起こしてしまう症状です。
この骨折の厄介なところは、関節内骨折であることです。
関節内骨折は関節内に骨折が起こり、ズレが生じると関節面の不適合が起こります。
徒手整復(としゅせいふく)で元の位置に戻してもその状態を保持することが難しく、
骨がズレてしまい予後不良となりやすいです。
そのためしっかりとギプス固定を行い、
骨の位置が安定しない場合は鋼線(こうせん)または金属製のネジで固定する手術を行います。
適切な治療をせずに放っておくと、
脱臼を繰り返したり、関節の変形を生じたり、不安定感が残って痛みの原因となることもあります。
ベネット骨折は指の中で頻度の高い骨折です。
親指の付け根は日常でも物をつまんだり、握ったりなどの動作でよく使うところです。
なるべく早くに受診していただいて、適切な方法で治療を行い、しっかりと治していただきたいと思います。
メディカルケアではこのような骨折を伴う交通事故に対して、
レントゲン、手術が必要な場合は整形外科と連携をとり、
固定除去後の関節や筋肉のリハビリも含め対応してまいります。
お気軽にご相談ください。
こんにちは
芝浦整骨院の田母神です。
交通事故の患者様と多く接している日々の中で、
患者様ご自身が知らない情報がいくつか存在することがあります。
ここで申し上げる弁護士費用特約というものは
私たち整骨院とは特に関係あるものではありません。
患者様ご自身の任意保険の内容に関わるものだという事を
ご理解いただき、一情報として
お読みいただければと思います。
弁護士費用特約とは
例えば…
・ 停車中に追突
・ 乗っていたバスの急停車によるケガ‥
自動車に関わる被害事故に遭い、相手方に損害賠償請求を行う場合に生じる
弁護士費用や法律相談する場合の費用を負担する特約です。
例えば、
・提示した賠償額に納得がいかない
・相手方が賠償責任に応じない
・相手方と交渉が進まない
等の場合に、弁護士さんに交渉を依頼する時の費用を支払ってくれる保証です。
交通事故は、法律問題や、示談交渉など
一般の日常とはかけ離れた問題が生じてきます。
精神的な不安を伴っているなかで、
正しいのか、どうかという判断を考えることも
負担になってきます。
車に乗っている限り、事故と絶対に無縁ということは言えません。
ご自身の任意保険の内容を一度見直して、保険会社さんに相談してみるのも
良い機会かも知れません。
芝浦治療院は
皆さまの早期社会復帰にむけて
治療でのお力になれればと思います。
それでは、また
こんにちは、月島の中尾です。
朝夕の気温差が激しくなり、秋の訪れを感じる季節となりましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか??
以前に交通事故や時間について考えましたが、今回は交通事故にあったらどうすればいいか??という事を考えていきたいと思います。
国土交通省によれば、
1警察へ届ける
・加害者からの報告は義務ですが、被害者が届けることも必要です。
(特にケガを負った場合は『人身扱い』の届出が重要です。)
・また、仮渡金の請求などで必要となるため、出来るだけ早めに自動車安全運転センターから、
交通事故証明書の交付を受けましょう。
・被害者の確認項目事項として以下の確認項目が必要です。
①加害者の住所、氏名、連絡先
②加害者が加入している自賠責保険(共済)、自動車保険の会社(組合)名、証明書番号など
③加害車両の登録ナンバー
④勤務先と雇い主の、住所、氏名、連絡先
(業務中に従業員が事故を起こせば、運転者だけでなく雇い主も賠償責任を負う事もあります。)
3目撃者を確保
・第三者のの意見は万が一、相手とのトラブルなった際などに効果がある為、通行人など交通事故の目撃者がいれば、その証言をメモしましょう。
また、氏名や連絡先を聞いておき、必要ならば証人になってもらえるように、お願しておきましょう。
4自分でも記録
記憶が薄れる事がある為、出来るなら事故直後の記憶が鮮明なうちに現場の見取り図や事故の経過、写真などの記録を残しておく事も重要です。
記録は賠償交渉終了まで残しておけば安心でしょう。
5医師の診断
現場では気が動転している事もあり、軽症だと思っていても、時間が経つにつれケガが重かったという例もあります。速やかに医師の診断も受けまし ょう。
まずはどんな交通事故であっても、あわてずに落ち着いて対応する事が大事です。
どんな些細な事でも分からない事があれば当グループにご相談下さい。
まずはお気軽にお電話下さい。
事故専門のスタッフが丁寧に誠実に対応いたします。
こんにちは!千歳烏山整骨院の山本です。
先日まで秋の全国交通安全運動が行われ、改めて社会全体で交通事故を起こさない努力が求められております。皆さんも安全運転を心がけましょう!
今回は『チャンス骨折』というのをご紹介いたします。
名前が特徴的ですが、1948年に『Chance』という方が症例報告を行ったのが由来です。
私が学生の時にクラスメートがこの骨折の名前を聞いて戸惑っているのを鮮明に覚えております。
主に後部座席で腰周りにベルトを巻くだけの『2点シートベルト』を装着した状態で衝突事故に合い、
背骨の後方から亀裂が入るものをチャンス骨折といいます。
追突や正面衝突などの事故で発生しやすく、衝突の強い衝撃でからだが前に飛ばされそうになりますが、腹部に巻きついているシートベルトがからだを固定しておりますので、瞬間的にからだが『くの字型』に折れ曲がり、ベルトを基点として背骨の前側は縮まる力、後方は伸びる力がそれぞれかかり発生します。
特徴的なのは、脊髄損傷が少ないが腹部にシートベルトの圧迫痕場合は内臓損傷が疑われるので注意が必要です。
また治療は軽度なものはコルセットやギプスで数週から数ヶ月の固定、重症は外科的処置が必要になります。
骨折が安定した後も患部痛みや筋緊張などの後遺症が多く発症します。
メディカルケアグループでは手技を中心とした、アプローチで血流を促して自然治癒力を高め、
患者様が一刻も早く日常生活に復帰できる様にサポート致します。
今の治療に納得できていますか?
ちゃんと改善していますか?
もし改善が乏しくとも、先生がしっかり話を聞いてくれますか?
もしそのような疑問を持ったまま今の医療機関に通われている方、
ずっとそこに通わなければいけない義務はありませんよ。
たとえば・・・
・今通っているところは時間的に通院が難しい
・先生がちゃんと話を聞いてくれない
・痛みやつらさがあるのに「何にも異常はない」とか「することはない」と言われる
・治療が痛い、治療後に痛みが出る
など、
通院に不便さを感じる、とか、対応や治療に疑問や不安がある、という方、
病院や整骨院は変えることができますので一度当グループの各院までご相談下さい。
保険会社が整骨院でなはく「病院へ」と指定してくることもありますが、病院・整骨院の選択権は患者さんに与えられていますので、健康保険取扱いの医療機関であれば問題はありません。
病院や医院(医師がいる所)または整骨院・接骨院(柔道整復師がいる所)がそれに当たり、
当グループは全て「柔道整復師のいる整骨院」ですので安心して通院して頂けます。
(予約優先性ですので、長時間お待たせすることもありませんし、急なご予約でも「○○時ころから」と目安をお伝え致します。)
ただ、整骨院等ではレントゲンなどの検査が法的にできませんので、普段は整骨院等で治療を受けながら、病院で月1回程度、けがの回復具合いを検査してもらうと良いでしょう。
初診の方、転院をお考えの方、どうぞお気軽にお問い合わせください。
こんにちは!大森駅前整骨院の瀧浪です。
蝉の鳴き声が少なくなってきて夏の終わりを感じますね♪
今回、紹介するのは『スミス骨折』です。
聴きなれない症状ですが、正式名称は撓骨遠位端部屈曲型骨折(トウコツエンイタンブクッキョクガタコッセツ)と言い、自転車や自動二輪での転倒などで発生することがあります。
我々、人間の前腕部(肘~手首の部分)は橈骨(トウコツ)と尺骨(シャッコツ)の二本の骨で構成されています。
車と接触した際、自転車などのハンドルを握ったまま転倒して手の甲を強打することにより、橈骨の手首側(遠位端部)が手の平の方(掌側)に転位する骨折をスミス骨折といいます。
転位(骨のズレ)が少ないものは3~4週間ギプスで固定をし、転位が多いものは、ドクターよりスクリューピンにて骨が転位しないように固定をします。
固定中は筋肉の運動量が極端に減るため、筋肉の重量が減り細くなってしまいます。
また、関節も固定していた場合は、固まって動きが悪くなってしまいます。
後遺症として
①変形治癒
②関節拘縮
③正中神経絞扼(手の痺れ)
④RSD(以前、紹介したブログを参考にしてください)
⑤尺骨突き上げ症候群(骨の変形により橈骨と尺骨のバランスが崩れ、手関節尺側部痛を来す疾患です)
私達は、固定により筋力低下してしまった筋肉に早期からアプローチをかけ患者さんのADL(日常生活動作)を事故以前に戻るように治療していきます。
こんにちは!
芝浦治療院の松本です。
今回は飲酒運転時に脳や体に及ぼす影響について説明していきたいと思います。
お酒を飲んで運転すると以下に挙げる影響がでます。
- 動体視力が落ち、視野が狭くなる為、信号の変化、路上の人や車の動きの見極めが遅れます。
- 抑制が取れ理性が失われる為、運転に必要な判断力が低下し、スピードを出し過ぎても気付かなかったり、乱暴なハンドルさばきになってしまいます。
- 集中力が鈍る為、とっさの判断が出来なくなります。
- 運動をつかさどる神経が麻痺している為、ハンドル操作やブレーキ動作が遅れがちになります。
- 身体の平衡感覚が乱れ、直進運転が出来ず蛇行運転をしたりします。このため信号無視やカーブを曲がり切れなかったり、道路を横断中の人を見落としたり、ハンドル操作の誤り、ガードレールや電柱への衝突などを引き起こして悲惨な事故を招いてしまいます。
「飲んだら乗るな!乗るなら飲むな!」よく耳にする言葉です。たとえ少量のお酒でも心身に影響を与え、運転能力、判断力などが低下して取り返しのつかない事故を引き起こしています。飲酒運転は絶対にしないでくださいね!そして安全運転を心掛けましょう!
こんにちは。
月島治療院の石川です。
今回は交通事故が発生する場所や時間帯について考えていきたいと思います。
交通事故は、特定の場所や時間帯に集中して発生していることが多く、事故が起こりやすいパターンなどもあるようです。
警察庁交通局交通企画課の交通事故統計によれば、昨年1年間に全国で発生した交通事故の件数は、629,021件だったそうです。
昭和45年をピークに年々減少傾向にある交通事故ですが、これでも日本のどこかで1分で1件以上もの事故が発生していることになります。
交通事故を起こしやすい場所の例として、見通しの悪いカーブや悪天候時、信号機の無い交差点などに集中しております。割と自宅から近い場所で油断してしまい事故を起こしてしまうケースも多いです。
交通事故を起こしやすい時間帯としては、薄暗くなる時間帯でほぼ4件に1件はこの時間帯に発生しています。この時間は注意力が低下し歩行者、自動車ともに互いに見えにくくなるのと、帰宅ラッシュの時間と重なり交通量がふえるために、事故が起きやすくなると考えます。
早めにライトを点灯することでドライバーの視界を確保することと、周囲から認知されやすくなり交通事故の防止となります。
ドライバー自身の体調不良や睡眠不足、携帯電話の使用やスピード違反で加害者にもなってしまう恐れがありますので、運転の際は交通ルールを守り、万全の状態であることが大切です。
こんにちは、千歳烏山整骨院の山本です。
本格的に暑い季節になってきましたが、皆さん体調はいかがでしょうか?
今回はムチ打ちのなかで比較的強い衝撃で発生する脊髄損傷型を紹介致します。
脊髄は背骨の中を通り、脳からの命令を内臓や筋肉に伝える役目を持ち、また感覚や内臓の状態などの情報を脳に伝える働きをします。
人間が生命活動を行う上でとても大切な部分で、損傷してしまうと運動や感覚のマヒがおこり、酷い場合は歩行が困難になる場合もございます。
脊髄損傷型は不完全脊髄損傷(完全損傷では脊髄実質が損傷および分断し、回復不可能)に分類され、脊髄に大きな損傷はありませんが、
事故の衝撃の刺激が脊髄へ伝わり、神経系の働きが乱れて体調に様々な悪影響を及ぼしてしまいます。
症状としては、一時的な手足の感覚や運動の障害、
便秘や尿漏れ、尿が出ないなどの膀胱・直腸障害、微熱、血圧の乱れ、微熱、睡眠障害などがあります。
当メディカル・ケアグループの整骨院では、
手技療法を中心に皮膚や筋肉より心地良い刺激をからだに与えて神経系にアプローチし、
自律神経の乱れや自然治癒力を活性化して患者様の問題を解決致します。
まず、精密検査で脳や脊髄に問題が無いのを確認してうえで、上記の症状がある場合は、
脊髄損傷型の可能性がありますので、是非ご相談下さい。