こんにちは。
新橋汐留整骨院の鎌田です。
8月も残すところあとわずかとなり、夏の終わりが見えてきました。
その一方で台風が頻繁に発生し、気圧の急激な乱降下によって体調を崩されている患者様が連日来院されます
一度調子を落とすと回復するまでに時間を要する場合もあるので、早めのケアを心がけてください。
今回も恒例のQ&A第五弾をご紹介いたします。
交通事故を受けた患者様は皆さん自賠責保険を利用する権利があります。しかし、場合によっては保険手続きが少しイレギュラーになる例もあります。今回はそういった患者様からの質問をご紹介していきます。
①加害者側と保険会社との話し合いが上手くまとまらず、保険会社側から自賠責が使えるかどうかの判断を先延ばしにされています。こういった状況で治療することは可能でしょうか?
②交通事故に遭い、自賠責保険で通院していましたが途中で加害者側が示談を提案してきました。示談を承認した後に治療は継続できますか?
今回は患者ご自身ではなく、周りの環境や条件がやや特殊な事例を取り上げました。順にご説明していきます。
Q. 加害者側と保険会社との話し合いが上手くまとまらず、保険会社側から自賠責保険が使えるか判断を先延ばしにされています。症状がつらいので治療を受けたいのですが可能でしょうか?
A.原則として保険会社側と整骨院の間で保険の確約が取れないと自賠責は成立しません。よって当院では連絡があるまでは一時お預かり金をいただいての治療が可能です。
Q. 交通事故に遭い、自賠責保険で通院していましたが途中で加害者側が示談を提案してきました。示談を承認した後に治療は継続できますか?
A. 示談は承認した時点で自賠責保険の終了を意味します。患者様が示談後に症状を訴えても自賠責は一切適用されず、自費治療となりますのでご注意ください。
いかがでしたか?
手続きがスムーズに運ぶのが理想的ですが、中には複雑な事情が絡んでいる場合もあります。こちらも可能な限り患者様が安心して治療を受けられるよう努めて参りますので、何かお困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせください。
こんにちは。
大森駅前整骨院の佐々木です。
連日、各地で猛暑になっていますが体調を崩されてはいませんか?
そろそろお盆も近くなってまいりましたが
当メディカル・ケアグループ各院は、お盆も休まず通常通り診療しております。
万が一、帰省や行楽地への行き来で交通事故に遭ってしまったら、
どんな小さなことでも結構ですので、
まずは当メディカル・ケアグループ各院までお気軽にご連絡、ご相談ください。
今回のテーマは『歩きスマホによる交通事故』です。
最近、スマホの普及とともに社会問題となっているのが
歩きスマホによる事故が多発していることです。
駅のホームから落ちたり、人やものとぶつかってケガをするだけでなく
他人を事故に巻き込んでしまうケースも増えています。
スマホユーザーの7割以上が、歩きスマホの経験ありといった調査データもあり
歩きスマホの問題は他人事ではありません。
自分が歩きスマホの被害者・加害者にならないためにも
歩きスマホの危険性についてお話したいと思います。
・歩きスマホによる事故例
東京消防庁の調べによると、東京都の管轄内で平成22年から平成26年までの5年間に
歩きながら・自転車に乗りながら携帯やスマホなどを操作していて起きた事故によって
152人が救急搬送さています。
8割以上が軽症ですが、入院の必要がある中等症以上が30人いて
その中には命の危険に及ぶ重篤なケースもありました。
場所別でみると全体の8割以上が駅などの交通施設や道路で事故が発生しています。
スマホの画面に夢中になっていると視覚情報が鈍感になり、周りに注意がいかなくなります。
歩きスマホが危ないことは科学的にも立証されていて
普通に歩いているときなら100%避けられる障害物でも
歩きスマホをしている状態では10~20%の人がぶつかってしまいます。
私も歩きスマホをしている人をよく目撃しますが
交差点の信号待ちをしながらスマホを操作していた人が
まだ信号が赤にもかかわらず突然横断を始めて驚いたことがありました。
スマホの画面に視界が奪われ
自分の目で車や信号を確認せずに周りの動きに合わせて移動していると
思わぬ事故に合う危険があります。
・ポケモンGOによる事故例
歩きスマホが引き起こす事故の中には
自分だけでなく周囲の人を巻き込んでしまうケースが増えています。
中には、損害賠償責任や刑事責任を課せられた事例もあります。
スマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」が先月配信されて以降
交通事故や違反が都内で相次いでいることを受け
警視庁は街頭での取り締まりを行い、改めて注意を呼びかけました。
警察庁によりますと、これまでに車やバイクを運転中に「ポケモンGO」をしていたとして
45の都道府県で406件が摘発されました。事故は20の都道府県で36件起きています。
うち人身事故は11件で、20件は自転車運転中の事故でした。
なかには乗用車3台が関係する玉突き事故や
道に迷い高速道路に入り込んだ事件
操作に夢中になって赤信号や右折禁止の標識を見落とした事例もありました。
警視庁は、今後も定期的に取り締まりを行うようです。
駅などの公共の場所で、歩きスマホに警鐘を鳴らすポスターを目にすることが多くなりました。
歩きスマホをするかしないかは個人のマナーやモラルの問題ですが、
歩きスマホの問題がより深刻化すれば
日本でも近い将来、条例や法律で規制されるようになるかもしれません。
もしご自身や、ご家族・ご友人が
交通事故に遭ってしまった等で、お困りの際はご連絡下さい。
臨床経験豊富な施術者が、適切な治療と知識で患者様のお力になります。
こんにちは。
芝浦治療院の中島です。
夏休みシーズン真っ最中ですね。
車で出かける事も多いと思いますので、子供との交通事故に注意しましょう。
今回は子供との事故の特徴をお話します。
夏休み中の子供との交通事故で、最も注意したいのが、事故が発生しやすい時間帯です。中学3年生までの子供の交通事故による死傷者は、14時~18時にその半数近くが集中しています。
この時間帯は通常ですと、子供が学校から帰宅する時間帯です。
通常では子供の帰宅時刻に事故リスクが最も大きくなると考えればいいでしょう。
しかし、夏休み中は事情が大きく異なります。
登下校が無くなるため、14時~18時だけ子供が路上に増えるわけではありません。
あらゆる時間帯に子供との事故リスクが分散することが予想されるのです。
つまり、「この時間帯なら子供は通らない」「この道路は子供があまり通らない」と思っているような場所でも、子供が路地などから飛び出してくる可能性があるということです。
ドライバーが油断してしまった結果、事故リスクが急激に上昇してしまうのです。
もうひとつ注目したいのが、子供との事故が起きやすいエリアです。
子供の交通事故リスクは自宅から500メートル以内が最大です。
中学3年生までの子供の交通事故による死傷者は、その約6割が自宅から500メートル以内のいわゆる生活道路で発生しています。
夏休みになると、昼間の生活道路が小中学生の遊び場になっている可能性がありますので、子供の存在に細心の注意を払い、慎重にハンドルを握る必要があるでしょう。
もうすぐお盆休みの時期になります。車での外出予定がある人も多いはずです。「この時間帯や場所なら子供は通らない」という先入観を持たないで、あらゆる場所で細心の注意を払って運転することが、子供との事故を起こさない重要な点です。
それでは皆さん、安全運転で楽しい夏休みをお過ごしください❢