秋雨前線の影響による交通事故多発中!
こんにちは。
大森駅前整骨院の佐々木です。
秋雨前線の影響で、不安定な天気が続きました。
朝晩の気温差によって身体を痛める方が連日当院に来院されています。
皆様、くれぐれも体調管理にお気を付けください。
雨は交通事故にもかなり大きな影響を与えています。
今回は、そんな雨の日に特に気を付けて運転しなければならない点をみなさんにお話したいと思います。
全日本交通安全協会の調べによると、雨の日に交通事故が起こる頻度は晴れの日のそれと比べて約5倍にもなっています。
これだけ雨の日と晴れの日で大きな数字の開きがある要因はどういったところにあるのでしょうか?
雨によってできる水たまりの影響
ある程度の強さの雨が降り続くと、路面には水たまりができます。
この水たまりの上を自動車が通る際タイヤは大変滑りやすくなり、交通事故を起こす大きな要因となります。
みなさんは「ハイドロプレーニング現象」という言葉を聞いたことがありますか?
これは自動車が大きな水たまりの上を走った際に、タイヤが滑ってハンドルやブレーキが効かなくなる現象のことを言います。
路面と自動車のタイヤの間に水たまりの水が入り込み、水の上を滑るような形になるためこの現象は起こります。
特に高速道路上では自動車の速度が早いため、この現象を起因とした交通事故が多く、またその速度ゆえ大きな被害を産む大事故も多く発生しています。
では、この状況下では不可避とも言うことのできる「ハイドロプレーニング現象」にいざ直面してしまった場合、どういった対応が可能となるのでしょうか?
実は、これに対する積極的な対応はありません。
なぜならばこの現象が起きている時点で既にハンドルもブレーキも運転手のコントロール下にはないからです。
ですから、運転手はなにもできず、クラクション等で周りの自動車に知らせつつ、自動車が減速するのを待つしかないのです。
ただ、雨天時には自動車の速度を出し過ぎないこと、タイヤの空気圧や劣化等をしっかりと事前にチェックすること、水たまりを避けて自動車を運転すること等によって、このような交通事故のリスクを未然に減少させることは可能です。
しっかりと時間に余裕を持ち、いつも以上に安全運転を心がけましょう。
万が一事故にあってしまった際は当院グループにお問い合わせ下さい。
当院グループには交通事故治療の知識や経験のあるスタッフが揃っていますので、気軽にご相談ください。