柔道整復師勉強会
こんにちは
新橋汐留治療院の藤原です。
最近は暑かったり寒かったり気候が安定しませんね。こんなときは自律神経が乱れやすく様々な症状が出やすいので、体調に違和感を感じたらお早めにご相談ください。
ゴールデンウィークの最終日5月8日に芝浦治療院で寝違いや、ぎっくり腰についての勉強会を行いました。
今の時期、腰痛や寝違えでご来院される患者様は非常に多いです!
今回は千歳烏山治療院の山本院長による姿勢の成り立ちから考える骨盤を中心とした全身の把握から始まり、大森駅前治療院の小森院長による寝違い・ぎっくり腰に対するアプローチについての勉強を新橋、月島、千歳烏山、大森、芝浦の各院のスタッフが集い勉強しましたので皆さんにお伝えさせて頂ければと思います。
まず山本院長による骨盤を中心とした全身把握ですが、よく骨盤矯正と街なかでも見かけられると思うのですが、やはりそれだけ骨盤を推すのには理由があります。
背骨は正常ですと逆S字上の湾曲を描いているのですが、これはアーチ構造の石橋が、そこにかかる上からの圧力をうまく左右の石に分散させることで安定を保っていることと同じで湾曲があることで強度を増しています。
背骨が真っ直ぐな方はこの逆S字の湾曲がある人と比べて仙腸関節(骨盤の関節)が原因のぎっくり腰になりやすい傾向にあります。背骨の土台である骨盤が歪んでしまうと、その上にある背骨もずれてきたり、足の長さが左右で差が出てきたりと身体のバランスが崩れていってしまいます。
今回はこのように大事な骨盤を、勉強会の参加者みんなで骨盤の矯正法を山本院長に教わり練習しました。
次は大森駅前治療院小森院長による寝違えの講義です。
寝違えについての考え方、固定方法についての実技がありました。
寝違えは
- 痛いけど動かせるタイプ
- 痛みが生じて、そこから動かせないもの
- 痛くて動かせないもの
この3つに分けて考えると分かりやすくなります。①はマッサージや鍼などが有効ですが②③は固定の必要が出てきます。
今回の勉強会ではテーピングをみんなで練習しました!
最後にグループに分かれてぎっくり腰について、新人の先生方の疑問にベテランの先生方が意見を出し合うディスカッションを行いました。新人の先生からもたくさんの質問がありとても有意義なディスカッションになりました!
メディカル・ケアでは定期的にこうした勉強会を行い、知識・技術の向上に努めています!
お身体のことで何かおつらい症状がありましたらお気軽にご連絡ください。