Blog記事一覧 > 未分類 > 3月の交通事故が多い原因「急ぎの心理」とは…?

3月の交通事故が多い原因「急ぎの心理」とは…?

2023.03.07 | Category: 未分類

こんにちは!

月島治療院の阿部です!

いよいよ3月に入り、今年度も残りわずかとなりました😊

この時期は確定申告など年度末の処理、新年度に向けた準備に追われ忙しい日々を過ごしている方も多いと思います。そういった心や時間に余裕のない時に生まれる事故の背後要因「急ぎの心理」について解説していきます!!

 

急ぎの心理になる理由

人はなぜ、急ぎの心理になるのでしょうか…😒

人間にはもともと、「他人よりも先に行きたい」という本能的欲求があります。さらに車の運転に関しては、アクセルを踏むだけで簡単に走ってくれるという便利で快適な環境におかれるため、その本能的な欲求が現れやすくなります。

 

人(他の動物も)が最も優先する行動は、生命保存のための行動です。生命保存のための行動で最も重要なものは、食料獲得の行動です。食料を獲得するためには、食料がなくなる前に食料のあるところに到着している必要があります。すなわち他人よりも先行することが必要なのです。このような食料獲得という生存競争を我々の祖先は長い間繰り返してきたに違いありません。したがって、この先急ぎの行動メカニズムは遺伝的に我々に与えられていると考えられます。という解説もあり、私たちが車で他の人に追い越されるだけでも不快に感じることがあるように、先急ぎの本能は日常のいろいろな場面で実感すると思います。

また先急ぎは、次のような危険な運転につながるおそれがあります😢

  • 法定速度や道路交通環境に応じた安全速度を考慮せずに走行する。
  • 信号が黄から赤に変わっても強引に交差点を通過する。
  • 対向車の直前を右折する。
  • 追越しや進路変更を繰り返す。
  • 無理な割り込みをする。
  • 発進しかけている路線バスを追越す。

 

こうした「先急ぎの心理」に陥りやすい一番の要因は、時間的余裕がないときです。

出発時間が遅れたり、途中で渋滞に巻き込まれたりして時間的な余裕をなくすと、ほとんどの人は一刻も早く目的地に行こうと、「先急ぎの心理」に陥ってしまいます。
こうした心理に陥ると、運転に必要な情報を見落としたり、自分に都合のよい判断をするようになり、その結果事故になる危険性が高くなります。

 

先急ぎの運転を防止するにはどうしたらいいのか…

防止するポイントをまとめてみました。

 

早めの出発を心がける

日頃から運行経路における道路工事やイベントなどの情報を積極的に収集し、渋滞が予想されるときは、より早い出発をするなどして、渋滞に巻き込まれても余裕を持てるようにしておきましょう。

 

先を急いでも時間短縮にはならないと考える

先を急いで速度を出したり、追越しや進路変更を繰り返しても、信号交差点の多い一般道路では、それほど時間が短縮されるわけではありません。むしろ危険な運転行動による交通事故などのリスクが大きくなるだけです。先急ぎの運転は「百害あって一利なし」と考えましょう。

 

歩行者保護の運転を習慣づける

横断歩道を横断しようとしている歩行者がいるときは一時停止して横断を妨げないようにすることはもちろんですが、歩行者の側方を通過するときは安全な間隔をあける、通学路を走行するときは速度を落とすなど、歩行者保護の運転を習慣づけましょう。

 

 

こういったことに気を付けていたとしても、起きてしまうのが交通事故…

もし交通事故にあってしまったら我がメディカル・ケアグループの治療院へご相談ください。

 

初めての施術の流れ