こんにちは。新橋汐留整骨院の髙島です。
日に日に寒くなりますが、風邪など引かれていませんか?
ところで皆さん、一年のうち、一番交通事故が多いのはいつかご存知ですか?
警察庁のホームページによると昨年1年間で自動車事故の多かった月ワースト3は
1位 12月 58,711件
2位 11月 54,844件
3位 10月 52,953件
だったようです。
都道府県別に見ても
1位 愛知県
2位 大阪府
3位 福岡県
4位 東京都
と、人の集まる大きな都市がやはり上位を占めます。
(東京に住んでいる私としては東京が4位というのは意外でしたが…。)
幸い、昨年に比べ各月で減っているとはいえ今年の11月で47,000件余り。
残念ですが、12月はもう少し多くなってしまうでしょう…。
12月は「師走」というように皆さんお忙しい時期で、慌ただしくなり、また普段は車に乗らない方も乗る機会が増え交通量も増えるため、まさに今が一年のうちで一番交通事故が多い時期なのです。
ではどのような事故が多いでしょうか。
当グループに来院される方は、(死亡事故などに比べるとという意味で)「軽傷者」の方が多いので主にそちらに焦点を当ててみます。
交通事故全体の60%以上が自動車乗車時だそうです。
そのうち80%が車両相互事故(いわゆる「車対車」)で、その内訳を見ると40%が追突、25%が出合い頭。
つまり、不注意によるものが多いんですね・・・。
そしてケガをした場所で一番多いのは、やはり、首で50%以上。
自動車乗車中の方では80%以上の方が痛みを訴えていらっしゃいます。
他に多いのは脚、腕、腰だそうです。
当院の患者さんでもこのように訴えられる方が非常に多いです。
時間帯は、昼:夜は7:3で、季節を問わず夕方5時ころが一番多いようです。
日没時間との関係は証明されてない無いようですが、明るさ・暗さの問題より、帰宅や移動で人が増える時間ということが大きいようです。
こう見てみると、人が多くなる夕方、疲れが見え始めた頃の不注意による事故が多そうですね。
事故というのは自分がどんなに気を付けても、人と人が関わっている以上、完全に避けるというのは難しいですが、
事故に遭わないように、また起こしてしまわないように、少しでも事故の可能性を減らすための参考にしていただければ幸いです。