こんにちは、新橋汐留治療院の鎌田です。
最近は朝晩と日中の気温差が大きいため、体調を崩している患者さんが連日来院されます。
皆様も特に朝晩の時間帯は体を冷やさないようにご注意下さい。
今回はこれから整骨院に通う人、既に通院されている方にもぜひ知っておいて欲しい治療効果の促進を目的に施術者が考える
「自宅でも出来る簡単な処置」をご紹介します。
交通事故に巻き込まれてお怪我をされると、回復までにはかなりの時間を必要とします。
個人差はありますが数ヶ月~1年ほどかかる人が多く、外見上問題がなくても
関節の痛み、頭痛やめまい、いつまでも残る身体のだるさ…など症状はさまざまです。
今回は事故に遭われてからの期間別でご説明します。
・事故に遭われて間もない頃(約1カ月間)
①患部のアイシング(急性期)
炎症が起きて痛みが出ている部位の血流を鈍くします。
氷嚢やアイスノンなどで10~20分ほど痛む場所を冷やしてください。
冷シップでは冷却力が弱いので必ず氷を使って処置をして下さい。
※温シップは香辛料(カプサイシン)の成分が含まれているため患部の毛細血管を温めてしまうのでNG
②飲酒の禁止
全身の血流が促進され、身体中の炎症が悪化してしまう恐れがあります。
炎症が悪化してしまうと痛みの増大に繋がってしまいます。
飲酒は避けるようにして下さい。
・事故に遭われて数カ月が経過した頃
①患部の保温
血流不良が起きている部位の血流を良くしていきます。
入浴の際にシャワーでサッと温めるのでなく、湯船にゆっくり浸かって体の芯から温めることにより凝り固まってしま った筋肉を柔らかくほぐすことが出来ます。
②適度な運動
筋肉の柔軟性を取り戻す為に行います。
事故のケガによって筋肉は硬くなっています。運動刺激や血行改善により筋肉を柔らかくします。
いかがでしたか?
現在治療されている方も良かれと思ってやっていることが、むしろ逆効果になってしまっているケースもあったのではないでしょうか?
少しでも気になることやご相談がございましたら当グループスタッフにご相談下さい。