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冷えと筋肉収縮のメカニズム

2014.12.21 | Category: 未分類

こんにちは、千歳烏山治療院の山本です!

寒気の影響で全国的に積雪や気温の急激な低下がみられ、
朝起きるのがつらい季節になってきましたね。
交通事故で来院された患者様が寒い日は『首がこる』『肩・腰が張る』『背中パンパン』などの
症状をよく訴えられます。
これは、寒さでからだが冷えて筋肉に力が入り硬くなって起こる現象です。
では何故からだが冷えると筋肉が硬なり、症状が悪くなってしまうのかを
今回はお話したいと思います。

 

人類は哺乳類の仲間ですので大きな特徴として体温調節を行います。

人の生命活動に最適な体幹の芯部体温は約37℃といわれており、

これが高すぎても、低すぎても内臓器のはたらきに大きな支障をきたします。

通常体温を維持するには代謝とよばれる、食事から摂った栄養素(主に糖質・脂肪・タンパク質)を

体内に取り入れ、不要になった物質体外へ排出する際に起こる発熱を利用しています。(基礎代謝)

しかし、急激な気温低下などでからだが冷えると基礎代謝の熱産生では体温低下を防ぐことができません!

そこで活躍するのが、普段運動や姿勢を支えている『骨格筋』です。

筋肉は活動に使うエネルギーの約80%を熱に消費する運動にとても効率が低い臓器ですが、

体温産生からみればとても優秀です。

したがって最近のように気温低下や夏の冷房などのときには、

からだかを守る為に全身の筋肉に力がが入り、硬くなるのです。

 

特に免疫機構が集中する首や心臓周りの肩・背部・腰の筋肉の負担が多く、

交通事故で傷めた箇所と重なり、症状を悪化させるのです。

この時期は首周りをはじめからだを冷ささないように気を付けましょう!

もちろん適切な治療を受け、寒さに負けないからだにしていきましょうsmiley

 

 

 

 

 

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