症状固定とは?
こんにちは。月島治療院の石川です。
ここのところ日も伸びてきて暖かい日も増えてきますので、断然過ごしやすくなりますね。ただ、急に冷えることもあるので体調の変化には気をつけてください。
今回は「症状固定」についてお話したいと思います。
交通事故の治療において、ある程度の期間治療していても症状が取れないケースがあります。
このような場合、何年かかってでも痛みや痺れが全くなくなるまで保険会社が治療費を支払ってくれるわけではありません。
事故の状況や症状にもよりますが、治療開始からおおよそ半年が経過すると「これ以上治療をしても改善が見込めない」という診断を医師が出します。
これを、「症状固定」と言います。
症状固定の診断が出てしまうと、保険会社からの治療費の支払いはなくなります。
つまり、まだ症状があるので病院や整骨院へ掛かる場合には自費での治療となります。
症状固定は医師のみが診断できるもので、保険会社から一方的に治療費を打ち切りにしたり、症状固定にするといったことはできませんし、整骨院がその診断を出すこともできません。
症状固定のタイミングは被害者自身と症状経過を見てきた医師とで一緒に決めていくことなのです。
交通事故の怪我は目に見えにくいものがあります。まだ痛みがあり、治療効果があるという実感があれば、その旨を担当の医師に伝えましょう。
先ほども申し上げた通り、保険会社が治療の打ち切りを強制できるものではないので、主治医と十分に話し合い判断することが大切です。
我々は極力症状を残さないよう早期の治療と適切な処置が必要だと考えます。
昨日より今日、今日より明日と症状が改善できるよう日々、技術の研鑽をしております。
何かお困りのことがあればご相談ください。