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雪道を走行するその前に・・・

2018.01.15 | Category: 未分類

皆さん、こんにちは!!
大森駅前整骨院の近藤です。

日本各地いたるところで大雪による被害が報告されています。
幸いにもまだ東京で降雪はありませんが、
いつ大雪が降るかわからない状況で心配ですよね。

また、お車で雪国へ向かうにも、いつもと違った状況に
苦戦してしまう可能性も考えられます。

そこで今一度、自動車で雪国への ご旅行を楽しむ上での
基本知識を確認していきましょう。

まず、車のライトです。
ほとんどの車には、

「ヘッドライト」
「スモールランプ」
「フォグランプ」

の3種類のライトが装備されています。
そのライトのそれぞれの使い方を復習しましょう。

【1】ヘッドライト
ヘッドライトには、2種類の設定があります。
1つは、ハイビーム。走行ビームとも呼ばれており、
前方のおよそ100m先まで照らすことができます。
もう1つは、ロービーム。前方のおよそ40m先まで照らすことができます。

道路交通法等にも定められていますが、
ヘッドライトは対向車や前を走行するクルマがいない場合や
見通しの悪い場所では「ハイビーム」を使い、
すれ違いや前走車がいる場合は「ロービーム」に
切り替えて使うと定められています。

他の車の迷惑にならないよう、自分が運転しやすいように二つのモードを
うまく使い分けて運転しましょう。

余談ですが、走行中に濃霧に包まれて視界が不明瞭になることがあります。
良くハイビームで走行している車を見ることがありますが、
濃霧を走行する場合、ハイビームよりもロービームの方が見やすいです。
またこの後にも記述しますが、フォグランプを点灯することをお奨めいたします。

【2】スモールランプ
スモールランプは、車幅灯、クリアランスランプとも呼ばれています。
このライトは、停車中に自車の存在を周りに知らせるために使用するライトです。
スモールランプはヘッドライトと同じスイッチで切り替えができるので、
走行中に周りが薄暗くなった時に使うと思っている方もいるかもしれませんが、
その場合であってもヘッドライトを使う必要があります。

【3】フォグランプ
フォグランプは、前部霧灯(ぜんぶむとう)、補助前照灯と呼ばれており、
名前にあるように、霧の時に効果を発揮するライトです。
フォグランプはヘッドライトよりも下の位置に設置されているライトです。
霧の時は水蒸気に周囲が満たされている状態でライトの光が乱反射するため、
ハイビームのヘッドライトでは周囲に自車に気づいてもらえにくくなるだけでなく、
周りが見えにくくなってしまうことがあります。
フォグランプは下向きに点灯するライトのため、
霧の影響を受けにくい視界を向上させるライトと言えます。

それと先週中島先生がアップしてくれましたスタッドレスタイヤです。
以前に比べ、ご自分でスタッドレスタイヤを購入してお持ちの方も多くなってきましたが、
スタッドレスタイヤって実際どれくらい持つのでしょうか?

メーカーや使用状況、保存状態によってタイヤの寿命は千差万別ですが、
ポイントとしては「溝の深さ」「ゴムの柔らかさ」

溝の深さは「プラットホーム」と呼ばれる溝の出っ張りが表面に出てくることで、
寿命がわかります。

問題は硬さですが、これは硬度を測る機械を使っても、素人診断は難しいようです。
専門のスタッフに相談したほうが賢明だそうです。

 

年数が過ぎれば使用していなくてもゴムは硬化していきます。
溝がまだあるという前提条件のお話ですが、
硬化がある程度進んでも普通の雪道やシャーベット状の雪道は比較的問題ないようです。

しかし圧雪された雪道や、アイスバーンでは制動距離に大きな差が生まれるようです。
特にアイスバーンではその差が大きくなるので細心の注意が必要です。

ザックリではありますが、
スタッドレスタイヤの寿命は
・アイスバーン性能を考慮するなら2~3年
・アイスバーン性能を除外するなら5~6年
だそうです。

厳密には言えませんが、一つの判断基準として
お考えいただければと思います。
危険なタイヤで向かう場合のリスク管理をお願いいたします。
皆様の今後のご旅行がより安全で楽しいものになるよう願っております。

初めての施術の流れ