居眠り運転を防止するには
皆さんこんにちは。
月島治療院の石川です。
9月に入り段々と日が短くなってきています。運転しているといつの間にか辺りが暗くなってきますので、早めの点灯で交通事故を未然に防ぎましょう。
さて今回は、睡眠不足によって起こる交通事故についてお話していきたいと思います。
まず睡眠不足と言っても人によっては3時間で充分という人もいれば、10時間寝ないとダ
メという人もいます。
一般的には6~8時間位が多いのではないでしょうか?
ただこの中でも7時間以下ですと事故リスクは高まります。ちなみに、5時間以下の睡眠時間での運転は缶ビール500ml相当の飲酒した時と同程度の眠気を引き起こし、作業能力が低下します。
とある調査によると、7時間睡眠のドライバーに比べ5~6時間だと1.9倍、4~5時間で4.3倍、4時間未満だと11.5倍もの事故リスクが高まります。
居眠り運転事故を起こした、多くのドライバーは睡眠不足での運転は危険であると認識しているにも係わらず、およそ3割が慢性的な睡眠不足の状態で運転していた事を認めています。
そんな中、今年の6月からトラックやバスの運転手は乗務前に睡眠状態のチェックを必ず受け、睡眠不足の場合には乗務出来なくなる制度が出来ました。
輸送業界は深刻な人手不足で、ドライバーが過酷な勤務を強いられており睡眠不足による事故が目立ちました。これにより、国土交通省が事業所へ義務化が定められました。
この制度でどれくらいの成果があるかはまだ分かりませんが、ハンドルを握るからには万全の状態であってほしいものです。
居眠り運転防止の為の対策をいくつか挙げてみます。
1. 仮眠をとる
2. 体を動かす
3. 顔を洗う
4. 目薬をさす
5. 窓をあける
6. カフェインをとる
7. ガムを噛む
8. 話す、歌う
等があります。
どれも定番の方法ではありますが、実践するとしないとでは大きく差が出ます。1~3はサービスエリアなど駐停車出来るところに限りますが特に有効です。
充分な睡眠をとったにもかかわらず運転中に疲れや眠気を感じたら、無理せず休憩を取ってください。
近年では、日々ストレスにさらされ常に緊張している状態です。自律神経のバランスが安定せず、たくさん寝たはずなのに疲れが取れない人も多いはずです。
そのような症状の場合、全身の緊張を取り除き、自律神経の調整をする必要があり、当院ではマッサージ、鍼灸、カイロプラクティックが有効だと考えております。
9月には3連休が2回もあります。お出かけ前に身体の調子を整えていっては如何でしょうか?
薄暮れ時 »