梅雨の時期は、交通事故に注意‼
こんにちは、新橋汐留治療院の伊藤です。
6月に入り間もなくジメジメとした雨が降り続く梅雨の時期がやって来ます。梅雨は恵みの雨をもたらす一方、交通事故という人災が多発する季節でもあります。
<梅雨に交通事故が多発する要因>
1.雨による視界の悪さ
交通事故が多発する時間帯は、季節関係なく薄暗い明け方と夕方です。梅雨時は空も薄暗い状態が続きますので、視界不良による事故が起きやすい状態にあります。
しかも雨が降るとさらに視界は悪くなります。そして雨が降り始めるとワイパーを使用しますので、さらに視界は悪くなります。
2.雨音による音の遮断
ドライバーは、運転時には8割以上が目からの情報により車を運転すると言われていますが、残りは音の情報を頼りに運転します。
地面や車体に打ち付けられる雨音が外の音を遮断しますので、外からの情報量が減少します。
前方や後方から来る車やバイクのエンジン音や子供の声などがかき消される事で、出合い頭の事故などの衝突事故が発生しやすくなります。
3.雨による路面の悪化
雨が降り続くと道路には水たまりが出来ます。この水たまりが大きくなるとタイヤが滑りやすくなる「ハイドロプレーニング現象」が起き、ハンドル操作やブレーキが利かなくなったりします。
4.歩行者の問題
雨の日の歩行者は傘をさして歩くため、歩行者自身の視界が悪化します。そのため自然と前方・後方の注意がおろそかになり事故に巻き込まれやすくなります。
また、子供は雨の日でも構わず遊びますので注意が必要です。
5.ドライバーの心理的問題
雨の日は晴天の日とは違い、視界の悪化、路面の悪化、雨音、車の量が増えることでノロノロ運転による渋滞も多くなることでイライラする。などが原因により運転が乱暴になったりすることでさらに事故の増加を招きます。
梅雨の時期は特に、ドライバーも歩行者もいつもより余裕を持って行動しましょうね…。