冬時期の交通事故
こんにちは
月島治療院の北です。
例年に比べ暖かい日が続いていた11月も終わりに近づき朝晩の冷えが顕著になってきました。
今年はインフルエンザの流行も懸念されていますし、体調管理には一層の注意を払いたいものですね。
さて今日は12月の事故についてお話をしたいと思います。
巷では『年末にかけて事故が多くなるから運転する際には気を付けるように』と聞きますが、実際に公益財団法人交通事故総合分析センター(ITARDA)が発表した統計でも1年のうちで12月は最も交通事故の発生件数が多い月となっています。
なぜ年末にかけて事故が増えるのでしょうか?
年末に向けての慌ただしさから先を急ぐドライバーが多くなる、物流増加に伴い交通量が増える、雪や路面の凍結が多くスリップが多くなる、忘年会シーズンで飲酒運転が増える、など様々な理由はあるものの、やはり1日の日が短くなり、明るい時と比べ視界不良になる事が大きく関係しているようです。
統計によると12月の中でも死亡事故などの重大な事故は薄暮時間帯である17~19時の間に多く発生しています。
そこでこれから迎える12月に運転される方にポイントをお伝え致します。
・ヘッドライトを早めに点灯する、対向車や先行車の有無に注意しながら必要に応じてハイビームを活用する。
。視界が確保されるとともに、歩行者などに存在をアピールすることにもつながります。
・お酒を飲んだら絶対に運転しない。ドライバーに飲酒をさせない。
残念ながら昨今の飲酒運転厳罰化の流れの中でも飲酒による事故は無くなりません。飲んだら乗るな!乗らせるな!が鉄則ですね。
・積雪や路面凍結の恐れがある場合は、車間距離を十分にとり、速度を落として走行する。
制動距離が長くなり追突の発生が考えられます。早めにスタッドレスタイヤに換えたり、チェーン装備をした上で余裕を持った運転を心掛けて下さい。
この他にも歩行者や自転車の方も早めのライト点灯や明るく目立つ色の服を着るなどが事故防止につながります。
まだまだコロナ渦で慎重な行動が求められているとは思いますが、今年の年末は人流の増加が予想されています。
皆様の中でもお車で移動される方がいらっしゃるのではないでしょうか。
くれぐれも余裕を持った運転を心掛けてお出かけください。
万が一交通事故にあってしまった場合は当メディカル・ケアグループの整骨院にお問い合わせ下さい。
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