運転姿勢にご用心
こんにちは、芝浦治療院の関です。
夏の暑さも少しずつですが和らぎ、レジャーや紅葉など長時間移動する機会も増えますよね。
さて、車で長時間運転すると腰が痛くなった・・・なんてことありませんか?
日常生活の中でも腰痛の原因はありますが、車の運転で腰痛になる方は患者さんの中でもすごく多いです。
腰の痛みが気になり、運転や作業に集中できないなんてことは経験がある方も多いのではないでしょうか?
車が原因の場合腰の痛みだけでなく、重大な事故につながりかねないので注意したいですね。
今回は運転する際の腰痛の原因と対策をまとめてみました。
運転で腰が痛くなる原因
〇車のシート
車のシートは必ず座るものですが、そのシートが何らかの理由により合っていない可能性があります。
すべりやすかったり、柔らかすぎたり、逆に硬すぎたり・・・
座るだけでも人は姿勢を保つために様々な筋肉を使っています。
座るシートが体に合っていなければ筋肉が頑張るしかありません。
頑張った筋肉はやがて疲れやコリ、ハリとして体の不調へと変わっていきます。
〇姿勢
運転中に限らず姿勢って大事ですよね。こと運転に関してはとても重要になってきます。
姿勢はその人のクセが出てしまうので意識しなければいつも通りのクセで座ってしまいます。
車のシートに座った際、浅く座ったり逆にシートを倒して深く座ったりしていませんか?
運転の場合そこにブレーキやアクセルといった足の操作が入るため、体への負担はアンバランスな状態になります。
どうしても楽なのでフットレストの手前に足を置いてしまう人が多いようです。
これではいざという時ブレーキを踏み込むタイミングが遅れてしまい事故につながりかねません。
運転中の腰痛への予防法
〇シートを変える
車の運転時の腰痛原因の一つである必ず座るシート自体を変えてしまうのは良い予防法の一つです。
変える際には以下の事に注意しましょう。
・座面がすべらないもの
・芯がつぶれにくい
・快適なクッション性
シートを変え、腰の痛みも解決すれば首や肩のコリの軽減も期待できますよ。
〇正しいドライブ姿勢をとる
クセでいつもの楽な姿勢をとってしまうと思います。しかし車のシートはおうちのソファーやベッドではないので運転に適した正しい姿勢をとる方が案外楽だったりします。
・座面、背もたれ、ヘッドレスト、ハンドルの位置を自分の体形に合った位置へ調整する
・シートに深く座り、お尻から太ももをシート座面により多く乗せる
・背もたれから腰までピッタリシートに密着させ隙間が出来ないようにする
これらをすることで腰にとって負担が軽減されるだけでなく運転のしやすさが格段に上がります。
車と一体感を持ってハンドルやペダルの操作が可能になりますのでぜひ試してみてください!
どうしても痛くなってしまう・・・そんな時は
いろいろ対策をしても痛くなってしまう事はもちろんあります。そんな時は無理をせず、できる範囲のことからやっていきましょう!
・こまめに休憩をとる
・コルセットのような腰痛対策グッズを使う
運転中に運転以外の事に気を取られてしまうことはちょっとした油断や判断ミスなどにつながってしまう恐れもあります。
安全運転のためにも快適ドライブを心がけていきましょう!