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救急救命おさらい

2020.02.24 | Category: 未分類

みなさんこんにちは!芝浦治療院の関です。
先日、警察庁による、2019年の交通事故死者数に関する統計資料が発表されましたね。それによると、2019年の死者数は3215人。2018年の3532人と比較すると317人減少したそうです。一方、高齢者の死者数は減少しているものの、全体の5割以上を占めているようです。
近年問題となっているペダル踏み間違いによる事故など、高齢者が死亡事故を起こしやすい背景もあるとの事です。しかし実は、高齢者の状態別死者数は、自動車乗車中よりも歩行中の死亡事故の方が多い。今後は、歩道を広くするなどバリアフリー化が進んで行くようです。
法整備や道路環境整備が進み、自動車技術の進歩、救急救命技術の進歩などもあって死者数はさらに減少して行く事でしょう。そこで今日は救急救命の仕方についておさらいしましょう。
<心肺蘇生法>
(1)周囲の安全を確認する。
(2)傷病者に近づき、意識を確認する。
(3)傷病者に反応がなければ、大声で叫び応援を呼ぶ。
(4)119番通報およびAEDを現場に届けてもらうよう協力を求める。
(5)呼吸を見る。
(6)胸骨圧迫を30回。
(7)人工呼吸2回。
(人工呼吸を行うことができなければ省略可)
(8)胸骨圧迫30回。
心肺蘇生は救急車が到着するまで続けます。周囲に複数の人がいる場合は、交代で行ってください。
AEDの操作手順は、すべて機械が音声メッセージを出して案内しますので、音声メッセージのとおりに行えば、簡単に操作できます。
(1)電源を入れる。(ふたを開けると、自動的に電源が入るタイプのAEDもあります。)
(2)パッドを貼る。
パッドを貼る場所は、パッドに図で表示されているので、図のとおり傷病者に貼り付けましょう。
(3)コネクターを指定された場所に差し込む。
AEDが心電図を解析し、電気ショックが必要な場合は、自動的に充電します。
(4)放電ボタンを押す。
電気ショック実施後は、直ちに胸骨圧迫から心肺蘇生を再開してください。
各消防本部・消防署では、一般の方々向けの救命講習を実施しているそうです。ぜひ、お近くの消防本部・消防署の講習会に参加して、知識と技術を身につけましょう。

もし、交通事故にあわれてしまった際は、メディカル・ケアグループの治療院にお気軽にお越し下さい。メディカル・ケアの交通事故治療は国家資格を持った柔道整復師が行っています。メディカル・ケアグループでは患者様のお身体を少しでも早く回復できるように、勉強会を定期的に行い技術の向上に励んでいる治療のプロばかりです。安心してお越し下さい!

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