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台風の日に運転の際はご注意ください!

2020.08.31 | Category: 未分類

こんばんは。

大森駅前整骨院の佐々木です。

猛暑から秋に近づくにあたり、台風が発生してきていますね。

通勤や通学、急を要する外出などで台風の中でも運転をする必要がある場合は、いつも以上に安全に配慮した運転をしなければなりません。一方、普段とは違う運転環境につい冷静さを失ってしまうこともあるでしょう。

では、荒天時にも運転しなくてはいけない時には、どのように対処し、またどのような対策を取るのがよいのでしょうか。今回は、自動車運転における台風対策をご紹介します。

 

 

Ⅰ.台風による危険性

そもそも、台風の日に運転をすることは非常に危険が伴います。

危険の要因はさまざま考えられますが、まず問題となるのは、猛烈な雨により視界が遮られることです。ワイパーをいくらフルに稼働させても、大量の雨により前方がほとんど見えなくなることもあります。

また、その雨によって道路も非常に滑りやすくなり、ちょっとした判断ミスが大きな事故につながります。

そして、危険な理由は雨だけではありません。強い風により、思わずハンドルを取られることも想定されます。特に高速道路を走行中に横風にさらされた場合、一般道路よりも速度を上げていることで大きく影響を受け、まっすぐに走ることが難しくなったり、車高の高い車の場合には横転の危険もあります。

また、強風の影響で看板や折れた街路樹が路上に飛んで来ることもあり、それらに激突したり避けようしたりとして事故を起こすこともあります。

 

 

Ⅱ.台風の日によくあるトラブル

台風の日に車を運転すると、様々なトラブルに遭遇します。その中でも特に多い3つのトラブルについて解説していきます。

 

①車両の冠水

台風の日に車を運転していて最も多く起こるトラブルが、車両の冠水です。車両のフロア面を超えて浸水し、エンジンの吸気系に水が入って動かなくなってしまいます。

車はある程度までは冠水や浸水に対応できるように設計されていますが、本来は水に弱いものです。内部に水が入ると大きなダメージを受けます。ブレーキが効かなくなったり、電気系統のショートなどが原因で発火したり、最悪の場合は爆発を起こすこともあります。

さらに、水圧によってドアが開かなくなることで脱出できず、命の危険にさらされることもあります。いくら急いでいるからと言っても、無理に冠水した道路を通ることは避けましょう。

冠水の被害は走行時に限ったことではなく、地下駐車場への浸水などにより、駐車場に停めていた車が冠水する被害も少なくありません。天気予報をこまめにチェックするなど、事前の対策も怠らないようにしましょう。

 

②車両の落ち込み

車両の落ち込みとは、水や泥地にはまって動けなくなる状態のことをいいます。

台風による大量の雨が降った状態で未舗装の場所などを通ると、タイヤがはまり込んで抜け出せなくなったり、山沿いの道であれば土砂が道路に流れ込んだりします。

こうした状況により車両の落ち込みが発生した場合は、保険会社やJAFに連絡して、ロードサービスによる車両のけん引をお願いしましょう。台風などの災害時はレッカー車の到着が遅れる可能性もありますし、強く振り続ける雨の中で路上に出続けているのは危険や困難を伴いますので、安全な場所で待機して到着を待つようにしてください。

 

③落輪

落輪とは、自動車の車輪が道路から外れて走行不能になること。脱輪とも言われます。

台風時の落輪の原因の一つは、視界不良により側溝や縁石を視認できないことにあります。また、雨で道路が滑りやすくなっていることでタイヤがスリップし、溝に落下して落輪する場合もあります。

こうしたトラブルを避けるためにも、悪天候時にやむを得ず運転をしなくてはいけないような場合に備え、日頃運転をしている道路に落輪してしまいそうな場所、マンホールなどスリップを誘発しやすい場所がないかを確認しておきましょう。また、山道のようなぬかるみができやすい場所に行くことは避けましょう。

もし落輪をしてしまった場合、段差のあまりない縁石に乗り上げている程度であれば適切なアクセルの踏み込みとハンドル操作で対処できるケースもありますが、車の破損や故障に繋がる場合も多いので、基本的にはプロに任せた方が賢明です。自力での対処は控え、JAFや自動車保険会社などに連絡し、救援を待ちましょう。

 

 

ここまで、台風時に車を運転する際の注意点を紹介しました。
一番の安全は、屋内に避難をして台風が通り過ぎるのを待つことです。台風の際は不要不急に外出をなるべく控え、できる限り身の安全を確保することを心がけてください。

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