症状紹介『ダッシュボード損傷』
【ダッシュボード損傷】
こんにちは、大森駅前整骨院の瀧浪です。
比較的希な損傷と言われていましたが、車の高スピード化により急速に増加しています。
ダッシュボード損傷とは、交通事故にて膝をダッシュボードで打ちつけて発症します。
①後十字靭帯損傷
・膝が前後に揺れるのを防ぎ安定性を確保している靭帯です。
②大腿骨骨頭部骨折
・太ももの骨です。股関節を形成している場所です。
③膝蓋骨骨折
・一般的にお皿と言われているところです。
④股関節脱臼
・人体で一番強い靭帯があるので脱臼しづらいところです。
など予後が悪いものが多いです。
運転席や助手席で膝を90°に曲げた状態のまま、ダッシュボードに膝を強く打ちつけ、脛骨(スネの骨)が90°曲がったまま後方に押しやられ、膝関節や股関節がロックした状態になるので膝~骨盤に強い衝撃が入ってしまい、様々な症状を合併して生じることが多いです。
当院では、外科的治療後のリハビリや筋の緊張を緩める治療を行っています。
怪我をした場所・術後は以前より脆弱になっています。
当院では、事故前の状態に近づけるように治療し、日常生活に違和感がないようにしていきます。
交通事故では、ムチウチが一般的に知られていますが膝・股関節・骨盤の損傷もあるので安全運転を心がけていきましょう。