シートベルトの必要性
こんにちは。
月島治療院の石川です。
3月に入り徐々に暖かい日も多くなってきましたね。
しかし、昼と夜の寒暖の差が激しいので体調の変化には十分に気をつけてください。
今回はシートベルトについてお話したいと思います。
シートベルトの着用は車を乗るものにとって当たり前の義務です。
しかし、着用率で見るといまだに100%ではありません。
運転者、助手席の同乗者は90%を超えていますが、後部座席の同乗者に関しては35.1%とかなり低いです。
高速道路ですら70%ほどです。
シートベルトを着用していれば、万が一の時でも最悪の事態を回避できることは皆様も理解していると思います。実際、致死率は15倍ほど差があるようです。
しかし、やむを得ない事情があれば装着を免除されるケースもあります。
それは、
- 負傷や妊娠などでシートベルトの装着ができない人
- 著しく座高が高い又は低い、著しく肥満していることでベルトを装着できない者が運転する時
- 自動車をバックさせる時
- 郵便物の配達、ごみ収集などで頻繁に乗降する区間で業務中の時
- パトカーに誘導または護衛されている時
- 公職選挙法の適用を受ける選挙における公職の候補者又は選挙運動に従事する者が選挙カーを運転する時
などがあります。
シートベルトは自分の命を守るものです。何となく苦手とか面倒くさいとかでは着用しない理由にはなりません。
後部座席においても義務付けられたものの、反則金の規定はなく違反点数も高速道路に限り1点なので、未だにシートベルトの着用の意識は薄いように感じます。
シートベルト非着用時の危険性として
1.事故の衝撃により全身を天井やドアに叩き付けられる。
2.激しい衝突で車外へ放り出されることがあります。アスファルトに激突したり、後続の車両に轢かれる場合があり大変危険です。
3.衝突の勢いで後部座席の人が前方へ投げ出され、前席の人に被害が及びます。場合によっては生死に関わるケガをする可能性もあります。
シートベルトを着用することは自分だけでなく他者への被害を最小限に抑えてくれます。事実、シートベルトをする、しないで死亡率に明らかな差が出ます。
シートベルト着用は車に乗る者の義務ですので、よほどの理由がない限りは着用し安全運転を心掛けましょう。