あおり運転の被害に遭わないためにはどうすべき?
こんにちは!月島治療院の川瀨です!
猛暑日が続き夏バテ、熱中症、脱水症と待ったなしの現状ですが
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
適度な水分補給、休息などでしっかりケアしてお身体の健康を維持して下さい。
あおり運転は以前から問題視されていましたが、近年の例では2017年に東名高速道路上で起きたあおり運転による死亡事故により、その危険性が大きく取り上げられました。こうした背景もあり、2020年6月末からいわゆるあおり運転を罰する「妨害運転罪」が施行されています。
加害者にならないようにすることは当然ですが、被害に遭わないようにすることもまた重要です。そのために必要なのは、相手のあおり行為を誘発する運転を避けることです。
あおり運転が起こる要因として、国際交通安全学会の研究結果では、「被害者の運転行動をきっかけとしたもの」が目立ちます。
具体的には、
・進路を譲らない
・急ブレーキをかける
・後方から相手の前方に出て割り込む
・無理な追い抜きをする
といった行為が、周囲のクルマから“進路を邪魔された”と認識されてしまうことで、あおり運転によるトラブルに発展することが多いのです。
したがって、あおり運転の被害者にならないためには、まずは落ち着いて、できる限り車間距離を取り、事故に発展しないよう運転を心がける必要があります。
では、実際にあおり運転の被害に遭った際は、どのように対処すべきでしょうか。
・後方のクルマにあおられた場合、すみやかに進路を譲ることが重要です。相手と張り合うのはもちろん、逃げたい気持ちからスピードを出すのはとても危険です。広い心を持って対応することで、自車や周囲の安全確保に繋がります。
・いきなり割り込まれた時は、速度を落としながら長めに車間距離を取ります。場合によってはブレーキと同時にハザードランプを点灯させながら、後続車などに減速していることを知らせてください。
万が一、相手がクルマを降りて近づいてきた際は、絶対に窓やドアを開けてはいけません。相手は、頭に血が上っている状態なので、どういった行動に出るかわかりません。 まず安全を確保することが最優先とし、次に、相手のナンバーを控えて警察に通報します。余裕があればスマートフォンの録画機能を使って記録を残すとよいでしょう。 露骨にカメラを向けると、相手を挑発しかねないため、密かに撮影しましょう。 その後、相手に警察を呼んだことを報告し、安全な場所でパトカーの到着を待ちます。 また、上記のような事態に備えて、あらかじめドライブレコーダーを搭載しておくことも重要です。最近では前方・後方の360度を録画できるタイプもあり、あおり運転の証拠を残すことができます。 さらに、「ドラレコ記録中」といったステッカーをボディに貼ることで、記録していることをアピールでき、抑止効果に繋がります。こうしたステッカーは、インターネット通販などで数多く取り扱われています。
あおり運転の厳罰化は、一定の抑止力になることは間違いありません。しかし、あおり運転が無くなることはないでしょう。 普段の運転でいくつか気をつけるだけで、あおり運転の被害者を回避することもできるため、そのためのドライビング術を身につけることも重要です。
万が一、交通事故を起こした事で、お身体に不調を感じる方がいましたらメディカル・ケアグループにご相談ください。