台風と交通事故のケガの影響について
こんにちは!千歳烏山整骨院の山本です。
9月に入り朝晩は涼しくなり、少しずつ秋の足音が聞こえてきましたね!しかしまだ台風が発生しており、各地で甚大な被害を出しておりますね。毎年夏後半から秋にかけて発生するこの台風ですが、自然災害として土地や家屋、作物の他に健康や体調への悪影響も指摘されております。特に交通事故でケガをした方の症状悪化を避けて通れません!今回は交通事故のケガに対する台風の悪影響に付きましてお話致します。
まず台風が発生し接近してくると何が起こるのでしょうか?
(気象庁のホームページより)
台風とは熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。
ようは『強い低気圧のかたまり』ということですね。
低気圧は上昇気流を発生させて空気を圧縮し雨雲を発生させると共に周りから空気を吸い寄せるので、台風の直下のみならず周囲の気圧も低下させます。ですから直接台風が上陸しなくても日本列島周囲に台風が近づいた時点で気象変化の影響をうけてしまいます。よく「ヒザが痛むから、明日は雨が降るな」などドラマのセリフや周囲の人が言う方ときがありますよね。したがって台風が近づくと気圧の低下と雨雲による湿度の上昇がみられ、これらの影響で痛みや様々な体調不良が発生すると考えられております。
では気圧の低下と湿度の上昇が交通事故のケガにどんな影響をあたえるのでしょうか?
まず気圧が低下するということは、空気の密度が下がることなので空気に含まれている酸素の濃度も下がりますので生命活動の低下が懸念されます。加えて人体を周囲から圧迫している気圧の力が下がるのでそれによって人体が膨張します。よくテレビで富士山の山頂など高所にスナック菓子を持っていくとパンパンに膨れる映像が見られますが原理は同じです。ヒトのからだは大ざっぱにいいますと皮膚や粘膜などに覆われた大きな袋状の構造で、体内も筋膜・胸膜・腹膜・血管・脊髄・内臓など細かい袋や部屋を持っているのでこれらが膨張することで、交通事故で損傷した不分は引っ張られたり、押されたり、また神経の働き、血管や脳脊髄液の流動に対する悪影響が起こる事が痛みや体調不良がおこる原因とみられております。
そして湿度の上昇は、「不快指数」に代表されるようにストレスに感ずるのでヒトはストレスを感じますと痛みを感じる感度が上がるので症状が同じでも痛みが増してしまう現象が起こってしまうのです。
いかがでしたか?台風と交通事故の症状悪化に意外な関係があったのですね!
もし交通事故に遭われて辛い思いをされていましたら、お気軽に当メディカル・ケアグループの各院へご相談下さい!
千歳烏山治療院
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