こんにちは、芝浦治療院の松本です。
自転車事故についてお話しさせて頂きます。
自転車事故の発生状況ですが、主な要因は
・ 安全不確認
・ 一時不停止
・ 信号無視
が多いそうです。
ここ数年、交通事故件数に占める自転車事故件数の割合は、2割程度と高い水準です。
自転車事故による死傷者は、2割が高齢者、4割が若者と子どもだそうです。
皆様は「自転車安全利用5則」があることをご存知ですか?
1.自転車は車道が原則、歩道は例外。
自転車はあくまでも軽車両です。車道を走るのが原則です。
2.車道は左側を通行。
3.歩道は歩行者優先で、車道よりを徐行。
「歩道通行可」の標識がある場合は歩道を走行してもOKです。
それと工事中や車の縦列駐車などで車道を走れない場合もOKです。
4.安全ルールを守る。
飲酒運転や走行中スマホを使用しない。自転車同士で並走しない。二人乗りはしない。夜はライトをつける。
これらのルールを違反した場合は罰則として2~5万円の罰金を科せられることもあります。
5.子どもはヘルメットを着用
もちろん大人もヘルメットを着用することが望ましいです。
自転車事故は、頭蓋骨骨折や脳震盪(のうしんとう)など
命が危険にさらされる大けがになることも多いのです。
最悪の場合は死に至る可能性もあります。
ぜひこの機会に「自転車安全利用5則」を覚えていただき、
事故を未然に防ぎ安全運転を心掛けましょう。
朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
こんにちは。月島治療院の石川です。
今回は、交通事故の被害に遭われた後の精神的負担についてまとめてみました。
事故直後から1か月以内の最も多い感情として
・突然に事故の光景がよみがえる。
・事故のことについてつい考え込んでしまう。
・事故を思い出させるようなものや場所を避けてしまう。
・また同じ事故に遭うのではないかと心配だ。
という順に多くなっていた。
このことから事故により強烈なストレスを受け、1か月以内は事故のことが頭から離れなかったり、思い出してしまう傾向が強い。
しかしこのような傾向は時間とともに解決できるものではなく、事故から1か月以上経過したときでも、また同じ事故に遭うのではないかと心配したり、事故に係る事は考えないようにしていたり、事故から時間が経過した後でも事故の不安感はなかなか消えない様である。
また急性期が過ぎ症状が慢性化することによって、身体的な後遺症が残るのではないかと強い不安を感じている事が多く、なかなか症状が思うように回復せず怒りや苛立ちが生じることもある。
そうした精神的苦痛、身体的苦痛に加え頭痛やめまい、手足のしびれ、倦怠感に悩まされている。
しかし、自分の苦痛を訴えていてもなかなか周囲から理解されずに、気のせいだとか、もう治っていると思われたりしてしまいあまり話を聞いてもらえず、不信感をつのらせてしまう結果となる。客観的に判断するのではなく、本人は苦しんでいる事を理解し、耳を傾ける事が重要で今後の回復に関わってきます。
当院では問診の時間を充分に取ってありますので、怪我の治療はもちろんのことそのほか些細なことでも不安に感じている事などがございましたら、お気軽にご相談して下さい。
こんにちは!千歳烏山整骨院の山本です
ここ数日かなりの気温低下がみられ、本格的に冬になってきましたね、皆さん外出時は暖かい格好をして風邪
をひかないように気を付けましょう!
今回は『鎖骨骨折』をご紹介いたします。
鎖骨は胸の上方に左右一対ある細い骨で、胸の中心にある胸骨と左右の肩甲骨に連結し、
肩の運動と位置固定に重要な働きをしています。
交通事故で起こる骨折で一番発生率が高く、骨折の場所が外側の肩関節に近い場所で起こると肩の可動域
(肩関節の動かせる角度)が狭くなり、日常生活に悪影響を及ぼすなど
後遺症を残す場合が多くなりますので、適切な治療が大切になります。
また、実際に変形して、肩を上げられる角度が狭まり、日常生活に支障が出る場合などは、『後遺障害認定』
に認められる場合があります。
認められると怪我の慰謝料とは別に損害賠償請求の対象になるなど、
保険の見地からも広く認められたメジャー怪我がです。
鎖骨はからだの表面上にあり、容易に手で触れることができます。
場所的にもハンドルやダッシュボードに当たり易いので、直接の衝撃が骨に伝わり、骨折し易いのです。
また肩甲骨と連結しているので、手・肘・肩からの衝撃の影響で間接的な力で折れることもあります。
治療は、軽度な場合2~3週間ギプス固定、その後約3週間『クラビクルバンド』と呼ばれる鎖骨骨折専用の固
定装具で骨が結合するまで固定します。しかし鎖骨は多くの筋肉が付着し、腕もぶら下がっていますので、階
段状やへの字型に変形して結合する場合多いです。(変形治癒)
骨折が2箇所以上や激しい出血が伴うなど重症例は手術対象になります。多くはワイヤー状の『キルシュナー
鋼線』や『プレート』で骨を直接固定し、約半年後に治癒を確認後、
再手術を行って体内から装具を取り出します。
後遺症を残さない為にも、適切な治療や手術後のリハビリが大事になりますので是非ご相談をしてください。
こんにちは、新橋汐留整骨院の中島です。
朝晩は寒い日が増えてきましたね。
昼夜の温度差で体調を崩す方も多いのですが、このような時期は交通事故のケガで、長くお悩みの方も多いと思います。
普段、運動や日常生活で腰や首を痛めてもそんなに長いこと痛くはないのに...と。
そこで今回は交通事故で起こる外傷とスポーツ中の捻挫や肉離れなどの一般外傷の違いをお話しします。
スポーツ中のケガは、加わる外力が比較的自分の筋力の範囲内のもので起き、また目から入ってくる視覚を通してケガをする瞬間に身体が本能的に身構えることができるため、身体に与えるダメージは比較的軽く済むことが多いです。
それに対して、交通事故で起きるケガの多くは突然起きる、いわゆる「不意打ち」によって起こります。
そのため身構えることが出来ず、また車の衝突は莫大且つ複雑な外力を加えるため、身体に与えるダメージが予想以上に大きくなるのです。
そのため交通事故の外傷では急性期(熱感や圧痛などがある期間)が長引くことが多く治療期間が長くなります。そして「治療してもなかなか良くならない」と諦めてしまう患者さんも少なくありません。
症状が、ケガの状態だけでなく、気候の影響なども多く受けやすいため不安定である事も多く、私たち治療家業界でも「良くなってからも1年程は何があってもおかしくない」とも言われています。
ですので後遺症を最小限に抑えるためにも少し長い期間を要してしまいますが、なるべく定期的に通院して治療することが大事になってきます。
現在、「どうせ変わらないから...」と治療をお休みしてしまっている方や、他の病院・整骨院に通われているが、あまり改善がみられない方、気になることがございましたら、当グループの各院に一度ご相談ください。