こんにちは、千歳烏山治療院の山本です!
暦のうえでは大寒に入り、今が一年で最も寒い時期なので、
皆さん寒さ対策を万全にして乗り切りましょう!
前回私は、身体の冷えと筋肉のこりについて説明させていただきました。
今回は同じくらい交通事故のケガで来院される患者様から訴えが多い、
身体が冷えると痛みが悪化することについて、説明させていただきます。
まず痛みについて整理します。痛みは、皮膚・筋肉・骨や内臓などが、
何らかの外力や病気などで組織が破壊されたとき脳にその異常を知らせてくれます。
ヒトは痛みを受けるとその部分をかばい、自分で対処できなければ治療を受けるのです。
100万分に1の確率で生まれつき痛みを感じない『先天性無痛症』の方がいらっしゃいますが、
骨折や出血する様なケガや大病しても気が付かないので、
大ケガや病気などの治療を遅れてしまい、悪化や取り返しのつかないケースを招く場合もあります。
このようにヒトにとって大切な痛みは、
身体中に張り巡らされている『神経』が刺激される事によって脳に伝えられます。
言い換えれば『神経』が冷やされると痛みが強くなるという事になります!
そうです!『神経』には感度があり、刺激を受けて痛みとして反応する境界線のようなものがあり、
それを『閾値(いきち)』といいます。この閾値は、温度低下に過敏に反応し、
それまで痛みと認識していなかった刺激でも、
身体が冷えることで痛みとして脳に伝えてしまうのです。
交通事故は衝撃によって、筋肉や軟部組織、神経そのものを痛めてしまう
身体に負担が大きいケガです。
当メディカル・ケアグループでは、臨床経験豊富な施術者が
適切な治療と知識で施術を致します。
今現在お悩み方は是非ご相談下さい!
こんにちは、新橋汐留整骨院の中島です。
年が明け、お仕事が始まって2週間ほど経ちますね。
そろそろ年末年始のお疲れを感じて来るころだと思います。
またカゼやインフルエンザが流行する時期ですので、気をつけてお過ごしください。
さて今回は、交通事故でケガをされた方によく見られる「自律神経失調症」についてお話しします。
みなさんも「自律神経」というワードはよく耳にすると思いますが、一体どのようなものなのか知らない方が多いと思います。
自律神経とは脊髄から出ている神経で、その主な働きは呼吸器や循環器、消化器などの内臓の働きを調節することです。
さらに自律神経を分類すると「交感神経(=興奮させる神経)」と「副交感院神経(=リラックスさせる神経)」とに分けられます。
この交感神経と副交感神経が上手くバランスを保つことによって、私たちの身体は良い状態を維持しているのですが、、、
交通事故でのムチ打ちを始め、何らかの原因で障害され、このバランスが崩れることによって「イライラする」「眠れない」「気分が晴れない」「頭痛がする」「冷や汗や冷感」といった症状を訴えることがあります。
これが自律神経失調症です。
この自律神経失調症は程度・個人差があるのはもちろん、放っておいてもなかなか治らないことが多いです。
原因が交通事故による場合はムチ打ちの治療をしていくことで症状を緩和することが期待できますので、お困りの方がいらっしゃいましたら是非一度ご相談下さい。
新年明けましておめでとうございます。
穏やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中はご厚情を賜り誠にありがとうございました。
皆様お健やかに初春をお迎えのことと存じます。
皆様に幸多き年であるように
心からお祈り申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
当院は1月5日より、平常通り診療しております。
ご挨拶、少々遅れまして、申し訳ございません。
5日はまだお仕事もお休みの患者様もいらっしゃいましたが、
寒い中、多くの方にご来院いただき大変感謝しております。
年末もそうでしたが、
新年を迎えてからも引き続き急な痛みでのご来院が増えています。
交通事故の影響により急な症状の変化が現れた際は、
ぜひ、メディカル・ケアグループ各院にお気軽にご相談ください。
症状改善のために、最大限努力いたします。
2015年度も引き続き、少しでも地域の方々、
交通事故でお困りの方々のお力になれるよう
精進してまいります。
本年もメディカル・ケアグループ各院を宜しくお願いいたします。
芝浦治療院の田母神です。
今年も残りわずかとなりました。
すでにご旅行にお出かけの方、帰省された方など
12月はたくさんの方が交通機関を利用されることかと思います。
このブログは、2013年12月からスタートし、丸一年が経ちました。
少しでも皆様のお役に立ちたいという思いから、
交通事故で起こりうる症状・外傷・保険手続きなどについて
ご案内させて頂きました。
お一人でも多くの方の目にとまって
ご一読頂ければ幸いです。
そして、交通事故でお悩みの患者様のお力に立ち、
日々、皆さまが笑顔で暮らせるよう、治療に励みたいと思っております。
各治療院の年末年始
月島整骨院:12月30日19時まで 年始1月4日(日)10時から
新橋汐留整骨院:12月30日20時まで 年始1月5日10時から
大森駅前整骨院:12月30日休診 年始1月5日10時から
千歳烏山整骨院:12月30日20時まで 年始1月5日9時から
芝浦整骨院:12月30日19時まで 年始1月5日10時から
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
こんにちは、月島治療院の中尾です。年末になりましたが皆様はいかがお過ごしでしょうか??
本日は自賠責保険についてお話したいと思います。
自賠責保険とは正式には自動車損害賠償責任保険それを略したのが自賠責保険といいます。
自賠責保険は、自動車・原動付自転車の所有者と運転者が、必ず加入しなければならない保険で強制保険と呼ばれています。この自賠責保険とは、交通事故に遭われた被害者の救済を第一目的とした保険です。その為、補償は対人賠償に限られています。対人とは死傷した相手側の運転者とその同乗者、あるいは歩行者など交通事故に遭われた被害者の事を言います。つまり被害者のケガや死亡だけに賠償金が支払われ加害者側のケガや自動車の破損には、賠償金が支払われることはありません。もし事故を起こした加害者に賠償金を支払う能力がない場合でも被害者は自賠責保険によって一定の金額までは、賠償金を受け取る事ができます。偶然、事故にあった被害者が賠償金をもらえず、泣き寝入りを未然に防いだのが自賠責保険といえます。
先程も言いましたが自賠責保険で補償されるのは、交通事故などで他人を死亡させたり、ケガをさせたりした「人身事故」の場合です。相手への損害賠償に対して保険金が支払われます。したがって次の場合などは保険金が支払われません。
・交通事故を起こした運転者自身のケガ
・交通事故により破損した自動車の修理代
・単独の人身事故(例:ガードレールに衝突してケガをしたなど)
・物の損害など
また自賠責保険は補償額が少ない為、自賠責保険を補うとともに、自損事故、物損事故にも対応できるように任意の自動車保険(特に自賠責保険でカバーできない事故に対する人身傷害保険)にも別途加入することが一般的になっています。
当院では問診や交通事故の保険に詳しいスペシャリストが説明の時間を十分に取ってありますのでケガの治療はもちろんのことそのほか些細なことでも不安に感じていることがございましたら、お気軽に相談下さい。
こんにちは、千歳烏山治療院の山本です!
寒気の影響で全国的に積雪や気温の急激な低下がみられ、
朝起きるのがつらい季節になってきましたね。
交通事故で来院された患者様が寒い日は『首がこる』『肩・腰が張る』『背中パンパン』などの
症状をよく訴えられます。
これは、寒さでからだが冷えて筋肉に力が入り硬くなって起こる現象です。
では何故からだが冷えると筋肉が硬なり、症状が悪くなってしまうのかを
今回はお話したいと思います。
人類は哺乳類の仲間ですので大きな特徴として体温調節を行います。
人の生命活動に最適な体幹の芯部体温は約37℃といわれており、
これが高すぎても、低すぎても内臓器のはたらきに大きな支障をきたします。
通常体温を維持するには代謝とよばれる、食事から摂った栄養素(主に糖質・脂肪・タンパク質)を
体内に取り入れ、不要になった物質体外へ排出する際に起こる発熱を利用しています。(基礎代謝)
しかし、急激な気温低下などでからだが冷えると基礎代謝の熱産生では体温低下を防ぐことができません!
そこで活躍するのが、普段運動や姿勢を支えている『骨格筋』です。
筋肉は活動に使うエネルギーの約80%を熱に消費する運動にとても効率が低い臓器ですが、
体温産生からみればとても優秀です。
したがって最近のように気温低下や夏の冷房などのときには、
からだかを守る為に全身の筋肉に力がが入り、硬くなるのです。
特に免疫機構が集中する首や心臓周りの肩・背部・腰の筋肉の負担が多く、
交通事故で傷めた箇所と重なり、症状を悪化させるのです。
この時期は首周りをはじめからだを冷ささないように気を付けましょう!
もちろん適切な治療を受け、寒さに負けないからだにしていきましょう
こんにちは。新橋汐留整骨院の髙島です。
日に日に寒くなりますが、風邪など引かれていませんか?
ところで皆さん、一年のうち、一番交通事故が多いのはいつかご存知ですか?
警察庁のホームページによると昨年1年間で自動車事故の多かった月ワースト3は
1位 12月 58,711件
2位 11月 54,844件
3位 10月 52,953件
だったようです。
都道府県別に見ても
1位 愛知県
2位 大阪府
3位 福岡県
4位 東京都
と、人の集まる大きな都市がやはり上位を占めます。
(東京に住んでいる私としては東京が4位というのは意外でしたが…。)
幸い、昨年に比べ各月で減っているとはいえ今年の11月で47,000件余り。
残念ですが、12月はもう少し多くなってしまうでしょう…。
12月は「師走」というように皆さんお忙しい時期で、慌ただしくなり、また普段は車に乗らない方も乗る機会が増え交通量も増えるため、まさに今が一年のうちで一番交通事故が多い時期なのです。
ではどのような事故が多いでしょうか。
当グループに来院される方は、(死亡事故などに比べるとという意味で)「軽傷者」の方が多いので主にそちらに焦点を当ててみます。
交通事故全体の60%以上が自動車乗車時だそうです。
そのうち80%が車両相互事故(いわゆる「車対車」)で、その内訳を見ると40%が追突、25%が出合い頭。
つまり、不注意によるものが多いんですね・・・。
そしてケガをした場所で一番多いのは、やはり、首で50%以上。
自動車乗車中の方では80%以上の方が痛みを訴えていらっしゃいます。
他に多いのは脚、腕、腰だそうです。
当院の患者さんでもこのように訴えられる方が非常に多いです。
時間帯は、昼:夜は7:3で、季節を問わず夕方5時ころが一番多いようです。
日没時間との関係は証明されてない無いようですが、明るさ・暗さの問題より、帰宅や移動で人が増える時間ということが大きいようです。
こう見てみると、人が多くなる夕方、疲れが見え始めた頃の不注意による事故が多そうですね。
事故というのは自分がどんなに気を付けても、人と人が関わっている以上、完全に避けるというのは難しいですが、
事故に遭わないように、また起こしてしまわないように、少しでも事故の可能性を減らすための参考にしていただければ幸いです。
大森駅前整骨院の佐々木です。
12月に入り一段と寒くなってきましたね。
東京では例年より早くインフルエンザが流行しています。
年末の忙しい時期になってまいりますので、
皆様、より一層お体にお気をつけください。
今回、ご紹介するのは『肋骨(ろっこつ)骨折』です。
肋骨骨折と聞いて誰しも一度は耳にしたことのある骨折かと思います。
肋骨は、外力を受けやすいために骨折が発生しやすく、
特に更年期を過ぎた場合、骨粗鬆症を起こしていることが多いので、
ごく軽微な外力、過激な筋収縮(激しい咳・くしゃみ)でも発生します。
それだけ皆様の身近に起こる骨折ではありますが、
交通事故の場合、発生が非常に多く、合併症も多いです。
最悪の場合、死に至る危険性もある骨折です。
交通事故での肋骨の痛みは衝突時の衝撃による損傷と、
バイク・自転車で転倒した時に大きな外力がかかり損傷することがほとんどです。
損傷部位によって
・肋骨
・肋軟骨(ろくなんこつ)
・筋肉、神経、血管
・肺などの内臓損傷
などに分けられます。
[肋骨骨折の症状]
肋骨などで形成されている胸郭(きょうかく)という
肺などの内臓を鳥かごのように覆っているところが、
前後左右に圧迫をされるため
押さえると痛い、深呼吸・咳やくしゃみで痛い、寝返りで痛いなどの症状が出ます。
他にも受傷時にメキッと音がすることがあります。
[治療]
・不全骨折(ひびが入るなど)
テーピングやコルセットなどで安静を保ちます。
・完全骨折(バキッと折れてしまった場合)
こちらもテーピングやコルセットなどで安静を保ちます。
また完全骨折の場合、肺を損傷していることがあります。
※肺損傷の症状
・息がしづらい。
・呼吸の時に空気が漏れている音がする。
・咳をすると血が出る。etc.
[合併症]
・動揺性胸郭(きょうかく) 別名:フレイルチェスト
一本の肋骨が2ヶ所以上で折れ、呼吸困難になり危険性が高くなります。
・外傷性気胸(ききょう)
外傷により、胸膜(きょうまく)が損傷され、空気が溜まっている状態で呼吸困難を強く起こし、
心拍出量の低下、血圧低下により危険性が高くなります。
・血胸(けっきょう)
肺・動脈損傷により血液が胸膜内に溜まって呼吸困難や発熱を伴います。
・腎損傷
背部から強い衝撃を受け、腰痛、血尿などがある場合は疑わなければなりません。
また、肋軟骨部骨折ではレントゲンに写らないために病院で見逃される場合もあります。
メディカルケアでは初診時に徒手(としゅ)検査を行い、骨折の疑いがあれば応急処置を施し、
病院と連携をとり、速やかな対応をしてまいります。
安心してご来院ください。
こんにちは、芝浦治療院の松本です。
自転車事故についてお話しさせて頂きます。
自転車事故の発生状況ですが、主な要因は
・ 安全不確認
・ 一時不停止
・ 信号無視
が多いそうです。
ここ数年、交通事故件数に占める自転車事故件数の割合は、2割程度と高い水準です。
自転車事故による死傷者は、2割が高齢者、4割が若者と子どもだそうです。
皆様は「自転車安全利用5則」があることをご存知ですか?
1.自転車は車道が原則、歩道は例外。
自転車はあくまでも軽車両です。車道を走るのが原則です。
2.車道は左側を通行。
3.歩道は歩行者優先で、車道よりを徐行。
「歩道通行可」の標識がある場合は歩道を走行してもOKです。
それと工事中や車の縦列駐車などで車道を走れない場合もOKです。
4.安全ルールを守る。
飲酒運転や走行中スマホを使用しない。自転車同士で並走しない。二人乗りはしない。夜はライトをつける。
これらのルールを違反した場合は罰則として2~5万円の罰金を科せられることもあります。
5.子どもはヘルメットを着用
もちろん大人もヘルメットを着用することが望ましいです。
自転車事故は、頭蓋骨骨折や脳震盪(のうしんとう)など
命が危険にさらされる大けがになることも多いのです。
最悪の場合は死に至る可能性もあります。
ぜひこの機会に「自転車安全利用5則」を覚えていただき、
事故を未然に防ぎ安全運転を心掛けましょう。
朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
こんにちは。月島治療院の石川です。
今回は、交通事故の被害に遭われた後の精神的負担についてまとめてみました。
事故直後から1か月以内の最も多い感情として
・突然に事故の光景がよみがえる。
・事故のことについてつい考え込んでしまう。
・事故を思い出させるようなものや場所を避けてしまう。
・また同じ事故に遭うのではないかと心配だ。
という順に多くなっていた。
このことから事故により強烈なストレスを受け、1か月以内は事故のことが頭から離れなかったり、思い出してしまう傾向が強い。
しかしこのような傾向は時間とともに解決できるものではなく、事故から1か月以上経過したときでも、また同じ事故に遭うのではないかと心配したり、事故に係る事は考えないようにしていたり、事故から時間が経過した後でも事故の不安感はなかなか消えない様である。
また急性期が過ぎ症状が慢性化することによって、身体的な後遺症が残るのではないかと強い不安を感じている事が多く、なかなか症状が思うように回復せず怒りや苛立ちが生じることもある。
そうした精神的苦痛、身体的苦痛に加え頭痛やめまい、手足のしびれ、倦怠感に悩まされている。
しかし、自分の苦痛を訴えていてもなかなか周囲から理解されずに、気のせいだとか、もう治っていると思われたりしてしまいあまり話を聞いてもらえず、不信感をつのらせてしまう結果となる。客観的に判断するのではなく、本人は苦しんでいる事を理解し、耳を傾ける事が重要で今後の回復に関わってきます。
当院では問診の時間を充分に取ってありますので、怪我の治療はもちろんのことそのほか些細なことでも不安に感じている事などがございましたら、お気軽にご相談して下さい。